今まで、睡眠について色々やってきましたが、今回は「NIH(National Institutes of Health)睡眠専門家、神経科学者のメリルミトラー(Merrill Mitler)博士」の文言から「寝るということ」を考えたいと思います。
博士は
「睡眠は、分子・エネルギーバランス・知的機能・注意力・気分など、私たちのからだのすべての側面に何らかの影響を与えている」
と言っています。
効果は計り知れないということです。
目次
生活のパフォーマンスとの関わり
寝ていないと「疲れる」
博士は
「睡眠不足は、より高いレベルの推論、問題解決、細部への注意を低下させる」
と言っています。
疲れていると最高の機能を発揮することができないのです。
・思考が明瞭になる
・反応が早くなる
・集中力が上がる
逆に睡眠が充分に取れていないと
- 仕事の生産性低下
- 交通事故の危険性増加
- 人間関係の悪化
- うつ病リスクの上昇
寝てないだけでこんな効果が…
寝るのは脳の為だけではない
私はあまり頭を使ってないから、夜更かししても大丈夫!
肉体労働だから寝なくても大丈夫!
それは間違いかもしれませんよ?
MichaelTwery(NIH)博士は
「寝るということは、私たちの体のほとんどすべての組織に影響を与える」
と言っています。
- 睡眠の体への影響
成長ホルモン
ストレスホルモン
免疫システム
食欲
呼吸
血圧
心臓血管 - 睡眠不足での体への影響
肥満
心臓病
感染症のリスク
糖尿病リスク
最近の研究では、充分に睡眠をとった人がインフルエンザワクチンを摂取すると、インフルエンザに対する防御が高まるという研究があります。
寝るために必要なこと
ぐっすり寝るには4〜5回のサイクルが必要になります。
睡眠サイクルは過去記事で詳しく書いているのでそちらを参照してください。

「夜が更けるにつれて、レム睡眠にあるそのサイクルの部分が増加します。このサイクリングと進行のパターンは、睡眠の生物学にとって重要であることがわかっています。」by Twery博士
覚醒剤からの解放
- カフェイン
- 睡眠薬
- タバコ
光からの解放
- 電子機器
特にテレビ
携帯電話
タブレット
電子書籍リーダー
睡眠を妨げることを防げます。
高齢になると、病気、薬、睡眠障害などで十分な睡眠が取れなくなることがあります。
すべての年齢の約7000万人のアメリカ人が慢性的な睡眠障害に苦しんでいます。
最も一般的な2つの睡眠障害は、不眠症と睡眠時無呼吸です。
日本では
成人の約20%が慢性的な睡眠に悩まされているそうです。
日本人成人の15%が日中に過剰な眠気を感じているんだって!
睡眠まとめ
- 毎日、同じ時間に寝て、同じ時間に起きる
- 暗い・静か・快適な環境で眠る
- 毎日の運動【就寝直前を除く】
- 寝る前の電子機器の使用を控える
- カフェインを避ける
- 寝る前はリラックス(お風呂、読書など)
- ニコチンを避ける

睡眠を測れる睡眠トラッカーで可視化
スマートウォッチなどで睡眠を可視化することができます。
これをうまく使って睡眠の質を高めていきましょう!
使っているものをご紹介します
ポラールのスマートウォッチ

睡眠の質がわかります。
これがすごいのはなんと!
自律神経が測れるのです!

自律神経のレベルでトレーニングの内容が決まるようです。
使っていませんが。
一番下のウォッチで充分です。
自律神経を気にするかたは使ってみることをお勧めします!
この2つのどちらかでいいと思います。